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「私にすべてを見せて。お前たちの知恵の全てを!」
―イリーナ・スパルコ[出典]

コロネル・ドクター・イリーナ・スパルコ[1]Colonel Doctor Irina Spalko)はKGBのエージェントであり、科学者、大佐としてソ連で働いていた。彼女は非情に熟練した剣術使いでもあり、心霊術に長けていた。スパルコはアカトールのクリスタル・スカルを探し、それが冷戦中のアメリカに対し、役に立つ武器だと考えていた。アメリカの指導者を心の中から洗脳しようとしていた。スパルコは利己的な動機も含んでこれを探していたが、国のためでもあった。彼女はこの任務を達成するために必要なことは何でもした。

経歴 編集

幼少期 編集

イリーナ・スパルコはウクライナの小さな山村で生まれた。彼女の心霊能力が現れ始めると迷信深い村人たちは彼女を魔女と呼び、彼女を避けた。彼女と家族は村八分にされた。あるとき、スパルコはあるとき、好奇心から小動物を解剖した。それを見た彼女の母親も彼女を恐れるようになった。スパルコは十分な年齢になると村を出た。より広い世界で彼女の求める答えが得られると確信したためだった。

彼女は世界の様々な地域に行き、最も訓練をつんだヨーガの行者から教えを受けた。また、ネパール僧が編み出した、心拍数と呼吸、体温を制御する方法も学んだ。古典的なフェンシングの訓練もした。

スパルコは博士号を得、ソ連の秘密警察に加わった。このセキュリティ及び諜報組織は1917年から始まり、それ以来NKVD、NKGB、MGB、MVDと名前を変えていった。1954年以降はKGB(ソ連国家保安委員会)と呼ばれていた。

KGBの科学実験にスパルコは頻繁に参加した。ウサギの実験では、スパルコが子ウサギを潜水艦に入れ、それを沈没させた。そころ陸にいた母ウサギのEEGは反応を示した。この実験により、スパルコは、生物は精神でつながりあっていると考えるようになる。

ヨシフ・スターリンは超能力戦争に興味を持ち、彼女の研究に感動した。しこでスターリンは彼女に3度レーニン勲章を与え、社会主義労働英雄のメダルも与えた。

クリスタル・スカルの追跡 編集

Spalko

51番格納庫でのスパルコ

「お前の思考は読み取りにくい。ドクトル・ジョーンズ」
―イリーナ・スパルコ[出典]

1957年、イリーナ・スパルコは失われた王国アカトールの伝説に興味を持った。スパルコはこの神殿にスカルを戻したものには宇宙のパワーと知識の全てが得られると釈明した。スパルコはかれこそ彼女が待ち続けていた答えが得られる機会だと思った。

数年間の間に2つの地球外の宇宙船とみられるものが衝撃によって破損し、墜落していた。その内部にあった死体は非常に長い頭蓋骨が特徴だった。強力な磁気を発し、骨格はクリスタルでできていた。スパルコはその死体を調べたチームのメンバーだった。

3度目の地球外飛行物体がアメリカのロズウェルに墜落した。彼女はこの3体目の死体が謎を解明するキーだと考えた。はじめに考古学者のインディアナ・ジョーンズと相棒のイギリス人ジョージ・マクヘイル(ソ連のスパイ)を捕らえるため、アントニン・ドフチェンコ大佐を送った。

ジョーンズ博士はロズウェルの死体を調べた人間の1人だった。そしてスパルコはネヴァダ州の51番格納庫にその死体が隠されいることを知っていた。そのため、2人は薬を打たれ、トランクに閉じ込められたまま、格納庫へと運ばれた。ドフチェンコは格納庫のゲートに待機していた衛兵たちを皆殺しにして進んだ。ロシア人の一団が格納庫に到着するとジョーンズとマックは車から降ろされた。ドフチェンコはジョーンズに質問をしたが、この冒険家は皮肉で応じた。大佐は拳で返した。その後、イリーナが遅れて到着したとき、ドフチェンコはもう1度ジョーンズを殴ろうとしていた。彼女はその寸前に声を発し、ドフチェンコを止めた。

彼女はジョーンズのところまで歩き、ジョーンズの心を読もうとした。ジョーンズは楽しんでいるような態度を見せ、彼女の心への浸入の試みは失敗した。その強固な意志に感動し、"昔ながらの方法"で口を割らせると決め、格納庫の巨大な扉を開けさせた。

中に入るとコロネル・ドクターはマクヘイルを殺すと脅し、ジョーンズに協力を求めた。この脅しに乗り、ジョーンズは火薬を要求した。スパルコはこれに混乱した。ジョーンズは火薬を受け取ると宙に撒き、その火薬が死体から発せられる磁気に反応し、彼らを導いた。火薬が吸い寄せられる木箱を発見すると中には金属製の‘棺'が出てきた。スパルコがそれに近づくと彼女の腰の剣が磁気で牽引され箱についた。

個人的に死体を調査する前、剣を部下の1人に預け、箱に近づいた。だが、イリーナが調べ始めてすぐ、ジョーンズがソ連兵から銃を奪い、スパルコに向けた。そのとき、マクヘイルがジョーンズに銃を向け、ドフチェンコたちも同様にした。ジョーンズは銃を暴発させると無数にある木箱の山を走り抜けた。

スパルコはジョーンズを殺すように命令すると金属の箱を載せた車で走り出した。ジョーンズは車を奪い、スパルコの車の後ろのバンパーにぶつけた。アメリカ人はスパルコの車に移り、彼女を突き落とした。スパルコは怪我をすること無くジョーンズを追った。

ジョーンズはドフチェンコと格闘し、地下の実験室に落ちた。マクヘイルと数人の部下たちは2人を追って階段を下りた。ジョーンズとドフチェンコは格闘中にレールの上に載ったジェットのついた貨物車を作動させた。車両がジョーンズとドフチェンコを乗せたまま猛スピードで進み格納庫を出た。彼女は戻ってきたマックに賞賛の言葉を与えた。

そして、本物の米軍が不法浸入を調査のために来た時、スパルコと彼女のチームは格納庫を離れた。スパルコは数人の部下たちにジョーンズを追わせた。ジョーンズは核実験の町に入り込んでおり、その町にはマネキン人形が置いてあった。彼女との短い間の関係は終わりであると信じた。

ジョーンズは鉛が打たれた頑丈な冷蔵庫に入り、爆発を逃れた。冷蔵庫は爆風によって吹き飛び、離れたところに落ちた。インディアナは冷蔵庫のドアを開けるとキノコ雲を見た。彼は生き残り、スパルコが狙っているものはFBIに暴露された。

KGBはジョーンズの生存を嗅ぎつけ、彼が勤めるマーシャル大学のキャンパスで彼を追跡した。しかし、彼はマット・ウィリアムズと共に逃げた。彼は行方不明の母親の捜索をジョーンズに頼んでいた。

アカトール 編集

スパルコは南アメリカのジャングルでジョーンズの元恋人のマリオン・レイヴンウッドとジョーンズの友人で同僚だったハロルド・オックスリーを捕らえた。彼女の意図はジョーンズをナスカに誘い出すことだった。再び厄介なアメリカ人を捕まえるためだった。レイヴンウッドは密かに息子に手紙を送ったが、スパルコは妨害をしなかった。ジョーンズとマット・ウィリアムズを捕まえ、彼らから情報を得ることが目的だった。

アカトールのクリスタル・スカルを捜索し始めたジョーンズとウィリアムズはペルーのオレリャーナの墓にたどり着いていた。ドフチェンコたちは2人を捕まえた。スパルコはジャングルでジョーンズとマリオン・レイヴンウッド(メアリー・ウィリアムズと呼ばれている)を引き合わせた。

ジョーンズ、ウィリアムズ、レイヴンウッド、オックスリーは逃げ出し、スパルコたちはそれを追った。並んで走る車の上でスパルコは剣を使い、マット・ウィリアムズと対決した。彼はいくつかの進学校でフェンシングを学んだことがあった。結局2つの車は砂山に激突してとまった。砂山からはファイアー・アントがあふれ出した。ジョーンズ、ウィリアムズ、レイヴンウッド、オックスリー、ジョージ・マクヘイル(彼は2重スパイだったと言い訳をした)は水陸両用車に乗り、ソーノ川に入った。そして彼らはアカトールの神殿を目指して進んだ。

IrinasFakedDeath

炎を上げるスパルコの眼

ジョーンズと彼の仲間がアカトールの神殿に到達したとき、彼らは原住民たちに襲撃された。オックスリーはクリスタル・スカルを使い、彼らの攻撃を止めた。スパルコの部隊も彼らに攻撃されたが、彼女は機関銃で原住民を虐殺させた。

神殿の中では13体のクリスタルでできた骸骨が円形に椅子に座っていた。その中の1つには頭が無かった。オックスリーの持っていたクリスタル・スカルがその欠けた頭だった。頭を元に戻すと、スカルはオックスリーに語りかけ、彼はマヤ語を通してスカルの言葉を伝えた。彼らは贈り物を渡したがっていた。スパルコは彼らに全ての知識を要求した。すると、13のスカルの目が光り、彼女に知識を与え始めた。天井の上では別次元へ通じるゲートが開いた。13体は1つになり、肉体も回復していた。ジョーンズとその一行は神殿が崩れる前に逃れていた。異次元人は知識でスパルコを圧倒した。スパルコの眼窩に火がつき、彼女は炎に包まれて天井に吸い込まれていった。そこは空飛ぶ円盤の下部分だった。

性格と特徴 編集

スパルコは完全に目標に専念する人物だった。英語はひどいウクライナ訛りであり、常に諸刃の剣を腰につけていた。彼女はフェンシングと武道(ドフチェンコは彼女のこの能力を賛美していた)に非情に熟練していた。美しかったイリーナは戦闘中に若いマット・ウィリアムズを戸惑わせた。彼女の目は冷たく、他人を威嚇するようだった。サングラスを着用することもあった。彼女は真の愛国者だった。

イリーナはインディアナ・ジョーンズの心を読もうとしたが、失敗した。そのことに彼女は興味を抱いた。また、クリスタル・スカルがインディアナと交流したが、彼女とはそうしなかったということに腹を立てていた。

また、スパルコは世界で1度、答えを見つけることを求めていた。彼女は運命論者であり、アカトールこそが彼女の一生の答えであると信じ、執念深く追い求めた。彼女が求めるものとは、なぜここにいるのか、そして彼女の役割は何か、だった。

スパルコの部下の中では、彼女は恐れられ、尊敬されていた。数人の部下は彼女が子供のころに呼ばれていたのと同じように彼女を魔女と呼んだ。彼女の威厳は、大男のドフチェンコの動きを一瞬で止めさせることもできた。

スパルコは頻繁に黒い革の手袋とブーツ、グレーの軍服を着用していた。彼女はソ連への忠誠を示すことが最大の誇りであると考えていたと思われる。

舞台裏 編集

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』でイリーナ・スパルコを演じたのはケイト・ブランシェットである。

フランク・マーシャルはスパルコをインディの恋人にしようと考えていたが、ケイト・ブランシェットは悪役を演じたいと考えていた。

スパルコとマット・ウィリアムズの剣での対決は実際の撮影でも車の上で行われた。しかし、木の多いジャングルでのアクションは危険だったため、ハワイの整備されたジャングルの道で撮影された。それをCGIで処理し、アマゾンのジャングルになった。

ケイト・ブランシェットは『インディ・ジョーンズ・シリーズ』に出演できた事を光栄に思っていた。また、スパルコは監督スピルバーグの特に気に入っている悪役だった。

このキャラクターは脚本家のデヴィッド・コープによって考え出された。

アドルフ・ヒトラーが貴重な宗教的工芸品を探していたのと同様に、ソビエト連邦は1950年代、ヨシフ・スターリンの意思により実際に超能力戦争の実現を目指していた。

登場作品 編集

参考 編集

脚注 編集

  1. カタカナ表記は『クリスタル・スカルの王国』に基づく。

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