チャター・ラルはパンコットの宰相である。
経歴[]
上品な言葉遣いと控えめな態度で人と接するチャター・ラルはオックスフォード大学を卒業し、宰相としてマハラジャ・ザリム・シンに仕えた。このマハラジャはまだ少年だったため、チャター・ラルがマハラジャの領域での仕事の大部分を世話した。しかし、ラルは殺人集団のサギーの一員であり、秘かにカーリー・マーを信仰していた。定期的に薬を飲ませることによって彼はマハラジャを制御した。その結果、マハラジャは1935年にまでパンコットでサギーが活動するのを止めることはなかった―1935年にはインディアナ・ジョーンズがメイアプール村から盗まれたシャンカラ・ストーンを取り戻すためにパンコット宮殿に現れる。
ラルは宮殿の入り口でジョーンズと彼の友人たちに挨拶し、晩餐会でサギーについてジョーンズと話した。ラルははじめは昔の話を聞いていたが、ジョーンズが村の盗まれた石の話をしたとき、ラルは完全に否定に入った。ジョーンズは話を続けたが、マハラジャのサギーを二度と復活させないという言葉を聞き、謝った。
その後、ジョーンズ、ショート・ラウンド、ウィリー・スコットがパンコット宮殿の地下の死の寺院を発見したとき、ラルはサギーの儀式用の服を着て現れた。ジョーンズがカーリーの血をやむなく飲んだときにはラルは彼と共にカーリーの儀式に出た。ショート・ラウンドが奴隷にされていた鉱山から脱出してジョーンズを解放すると彼らは衛兵たちを倒した。そしてジョーンズがいけにえとしてマグマに沈められそうになっているスコットを引き上げようとしていたときにラルはナイフで彼を殺そうとした。ラルは檻を上下に移動させる巨大なハンドルに投げられ、ラルはハンドルにはさまれた。ジョーンズとショート・ラウンドはスコットの救出に成功し、ラルはハンドルから抜けると寺院を脱出した。
ラルは戦いで負傷したが、残された多くの宝を盗むと宮殿から逃げた[1]。
舞台裏[]
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』でチャター・ラルを演じたのはベテラン俳優のロシャン・セスである。
はじめの方の脚本ではラルはサギーの洞窟でジョーンズに挑み、溶岩に落とされることになっていた。また、ラルのこの運命は小説版とマーベルのコミック版で描かれている。
レゴのゲームではインディとショート・ラウンドはウィリー・スコットを救い、ラルを倒さなければいけない。
登場作品[]
- インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
- インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(小説)
- インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(コミック)