インディ・ジョーンズ Wiki
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「マーカスは自分の博物館で迷う男だ」
インディアナ・ジョーンズ[出典]

マーカス・ブロディ[3]博士(Dr. Marcus Brody)はイギリス生まれの考古学者であり、歴史家、講師でもあった。幾つかの有名な博物館の館長になり、インディアナ・ジョーンズの支援者となった。マーシャル大学の学部長になり、インディと彼の父親ヘンリーとの、両方にとって良い友人だった。

経歴[]

生い立ち[]

マーカス・ブロディは裕福なイギリスの家庭に生まれた。ロンドンで育ち、オックスフォード大学に入学した。オックスフォード在学中に、ヘンリー・ジョーンズと知り合い、親友となった。

1913年に国立博物館の副館長となり、ヘンリーの息子、ヘンリー・ジュニア(本人は“インディアナ”と呼ばれることを望んでいた。この頃、マーカスはかれを“ジュニア”と呼んでいたが、その後大人になった彼に対しては“インディアナ”と呼んでいる。)を連れてエジプトへ旅をした。博物館の展示品を集めるためだった。マーカスはそれを探しに行き、インディ(ヘンリー・ジュニア)は冒険へ出かけた。彼はサラーと知り合い、大冒険の末、オシリスの指輪を手に入れた。

1913年までには、マーカスは博物館のアシスタント館長になっていた。その後、間もなく妻を肺炎で亡くし、以後は博物館に人生をささげた。

マーカスはインディと父ヘンリーの仲が悪いことを知っており、2人の友人でもありながら、どちらにも非難をしなかった。また、インディには父親のような存在だった。マーカスはインディの仕事探しや、冒険の援助など、さまざまなことをした。

冒険[]

MarcusBrody2

1936年のマーカス

1936年、マーカスは南アメリカへゴールデン・アイドルを探索に行ったインディからルネ・ベロックが現れたことを聞かされた。ベロックはインディの宿敵だった。ゴールデン・アイドルはベロックに奪われたのだった。インディはそれを取り戻すためにマラケシュへの旅費を集めようとしていた。そのとき、アメリカ陸軍のイートンムズグローヴがインディを訪ねてくる。彼らはインディに失われたアークについて質問した。その夜、彼らはアーク探索をインディに依頼した。それを受けて彼はエジプトへ出発した。その後、彼はアークを持ち帰ったが、アメリカ政府によって極秘倉庫に入れられてしまう。

1938年、インディは大学に昔から探し続けていたコロナードの十字架を持ち帰った。その直後、インディは博物館に多額の寄付をしている大富豪ウォルター・ドノヴァン聖杯探索の話を持ちかけられる。インディの父親ヘンリーは聖杯の権威だったが、それを求めて行方不明になったという。インディは父親と聖杯を探すためにイタリアへ飛んだ。そしてマーカスも同行することになった。イタリアではドノヴァンの元で働いていたエルザ・シュナイダーと合流する。途中で<十字剣友愛会>のカジムらの襲撃にあう。インディは父親を探すためにオーストリアへ行き、マーカスは聖杯探索を続けた。インディの友人サラーと落ち合うが、ナチス・ドイツの手先が現れ、マーカスは誘拐された。そこでマーカスはドノヴァンとエルザがわなを仕掛けたのだったと知った。2人はナチス・ドイツに加担し、聖杯を探していたのだった。マーカスは人質として捕まり、聖杯の神殿へと進んでいった。砂漠を渡る途中、<十字剣友愛会>とインディ、サラー、救出されたヘンリーが現れ、ドイツ軍と戦闘を始める。全員が生き残り、聖杯の神殿へとたどり着いた。ドノヴァンはヘンリーを銃で撃った。彼は聖杯の奇跡の力のみがヘンリーを救えると諭し、インディに取りに生かせた。インディは聖杯を発見し、偽の聖杯を手にしたドノヴァンは死亡した。ヘンリーの命は救われた。エルザはその力を手に入れるためにそれを神殿から持ち出そうとした。ところが、聖杯は持ち出してはならず、神殿は崩れ始める。エルザは奈落の底に落ちて行き、インディもそうなるところだったのをヘンリーが助けた。彼ら一行は馬に乗って神殿から離れた。この冒険によってインディとヘンリーは和解した。

死とその後[]

1939年、マーカスは館長を引退した。1944年までマーシャル大学の学部長を勤めていた。そして1952年、彼は死亡した。インディは悲しみに打ちひしがれた。マーシャル大学はこの元学部長の銅像を大学キャンパス内に建てた。インディはこの銅像のマーカスが常に自分を見守っていると考えていた。1957年、インディとマット・ウィリアムズがバイクに乗ってKGBエージェントの車から逃げているとき、その車が銅像の台座に激突し、像の頭が落ち、運転手のひざに納まった。これによって2人は逃げる時間を与えられたのである。

性格と特徴[]

マーカスは方向音痴名な男で、たびたび間違いを起こしている。また、塩分控えめの菜食主義者である。

登場作品[]

脚注[]

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