このタフ・サージャント(タフな軍曹 Tough Sergeant)はヘルマン・ディートリッヒの下で働いていた軍人の1人である。彼らのグループはカイロまで失われたアークを運ぶため、アークと共にトラックの荷台に乗った。やがてインディアナ・ジョーンズがアークを追って現れ、運転手を放り出す。この軍曹は仲間にジョーンズを撃つように命令したが、全員が失敗した。
軍曹は仲間が全員トラックから放り出されると、自らがトラックの屋根によじ登り、運転席に入り込んだ。彼はジョーンズの怪我をしている腕を殴りつけ、フロントガラスから放り投げた。ジョーンズは格子の部分にしがみついていた。軍曹はディートリッヒの指示によって前を走るディートリッヒの車にジョーンズをたたきつけようとした。だが、ジョーンズはトラックの下に潜り、引きずられながらもトラックの後部に上り、運転席に戻った。激怒していたジョーンズは軍曹の頭を何度もダッシュボードに叩きつけ、顔を殴った。ジョーンズは軍曹を割れたフロントガラスから放り出した。軍曹もジョーンズと同じように格子をつかんだがすでにそれは破損しており、軍曹の体重に耐え切れず、折れた。そして彼はトラックのタイヤに踏まれ、死亡した。
舞台裏[]
- 『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』で軍曹を演じたのはジョン・リースである。
- 『レイダース/失われたアーク《聖櫃》(小説版)』では軍曹は登場しない。しかし2人の兵隊がトラックの上部から運転席に向かっていくという場面がある(それは阻止された)。