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「ジョーンズ博士。毎度横取りして申し訳ないが、それもまた頂戴しよう」
―ルネ・ベロック[出典]

ルネ・エミール・ベロック[1]René Emile Belloq)はフランス考古学者で、インディアナ・ジョーンズのライバルである。古代の遺物に興味を持ち、集めようとするが、彼はその遺物を博物館に収めるのではなく、売りさばいていた。ときには困難な仕事をジョーンズにやらせ、ベロックはそれを横取りするということもあった。

経歴 編集

生い立ち 編集

ルネ・エミール・ベロックはフランスマレビルに生まれた。[2]ベロックの先祖は中世時代にマレビルの要塞に住んでいた。その要塞はフランス革命の頃に荒れていたが、後にベロックが取引の場所に使うようになった。彼はソルボンヌ大学に入り、フランスの有名な考古学者たちのようになりたいと考えていた。その頃、インディアナ・ジョーンズもソルボンヌに入学し、言語学について学んでいた。

1922年8月、ベロックはイラクウルで発見された数個の遺品を闇市のディーラーに売った。また、大学に戻り、ジョーンズが書いた論文から文を盗む。ベロックはそれを大学に発表し、考古学協会賞をだまし取った。ジョーンズはそれを主張したが、誰も信じるものはいなかった。[3]

賞賛と財産があったベロックは、パリルーヴル美術館の副館長になった。しかし、1年足らずのうちにペルシャの遺品盗掘と数人のイギリス人考古学者の死に関わったという疑いを受け、解雇される。その後は金のために働くようになった。

金のための考古学者 編集

1933年、ベロックは闇市場で偶然価値のあるコザンのクリスタル・スカルを発見した。そのスカルの買い手はナチス・ドイツに決まった。スカルを追っていたジョーンズは取引の場であるマレビルの要塞に現れる。ベロックの手下の双子、クロードジャンが彼を殴り倒す。やがてナチスのUボートが現れ、フランツ・クレイガー大佐が姿を見せる。ベロックは箱に入ったクリスタル・スカルを渡す。クレイがーも金の入ったかばんを渡す。Uボートは潜水し、海に消えた。クロードとジャンはクレイガーが残していった機関銃でジョーンズを殺そうとする。だが、彼は逃げ出し、Uボートに牛追い鞭を巻きつけた。その後、Uボートは魚雷を発射し、マレビルの要塞を破壊した。ベロックは生き残り、後にジョーンズにUボートが沈没したことを教えた。ジョーンズは海に潜り、Uボートを発見したが、スカルを見つけることはできなかった。[2]

1934年、ベロックはジョーンズがサウジアラビアルブ・アル・カーリ砂漠で発掘作業を行おうとしていたのを知る。ベロックはそこへ行き、ジョーンズが来る前に作業を始める。ベロックは見つけた遊牧民族の遺品を持って消えた。ジョーンズはベロックが盗んだことを証明できなかった。[3]

1935年、ベロックはジョーンズが乗った飛行機がインドに墜落したと知る。彼が死亡したかどうかを確かめるためにベロックは現地へ飛んだ。ベロックはジョーンズがサギーからメイアプール村の子供とシャンカラ・ストーンを奪い返したことを知った。

アークの探索 編集

ルネ・ベロック: 「きみはいつもうんざりするほどわたしを刺激してきた。だが今度ほど珍しいのはないね」
インディアナ・ジョーンズ: 「そう思ってくれるとは嬉しいな」
―1936年、カイロでのベロックとインディアナ・ジョーンズ[src]
Belloq is amused.jpg

笑うベロック

1936年、ベロックは南アメリカのジャングルに住む、ホヴィト族を騙す。ジョーンズはそこでゴールデン・アイドルを遺跡から持ち出した。遺跡から脱出したジョーンズをベロックとホヴィト族が待ち受ける。ベロックはジョーンズからゴールデン・アイドルを奪う。彼らが油断している隙にジョーンズが逃げ出し、ホヴィト族がそれを追う。ベロックはそのままゴールデン・アイドルを奪い、マラケシュで闇市場に売る。その後ベロックはナチス・ドイツディートリッヒ大佐から失われたアークの探索の協力を頼まれる。アドルフ・ヒトラーが探していたためだった。

ベロックはアーク調査の手がかりとなる、マリオン・レイヴンウッドのメダルを手に入れるためにネパールゲシュタポトートを派遣する。だが、彼は何も持ち帰ることができなかった。トートはネパールで焼けたメダルをつかんだために、火傷し、手にメダルの模様が焼きついていた。ベロックはそれをもとにメダルの複製を作成した。さらにトートはジョーンズがネパールに現れ、マリオン・レイヴンウッドと共に旅立ったことを伝えた。

エジプトのアーク発掘現場にジョーンズとマリオン・レイヴンウッドが現れる。ナチスはマリオンを誘拐した。ゴブラーの提案でマリオンからジョーンズについての情報を聞きだすことになった。トートがそれをやる前にベロックは自分のやり方で聞き出そうとした。酒を飲み、2人は楽しんだ。ところが、マリオンは脱走を企てていた。そこにトートが現れ、尋問を始める。そこから離れたベロックはアークが発掘されている様子を見た。兵隊を集め、そこへ行く。そこではアークが発見されていた。発見したのはジョーンズだった。ベロックとナチスはそれを奪った。トートはジョーンズが入っている<魂の井戸>にマリオンを入れ、閉じ込める。ベロックとドイツ軍は出発する予定だったが、ジョーンズが現れる。彼とマリオンは脱出したのだった。ジョーンズは護衛の攻撃をよけてアークを持ち去った。それから彼らは消息を絶った。ディートリッヒの調査でジョーンズの友人が海賊船バンツー・ウインド号を予約していたことを知る。彼らはUボートで追跡した。

Uボートはバンツー・ウインド号を発見した。ベロックとドイツ軍が乗り込んだ。するとジョーンズの姿はそこになく、カタンガ船長は彼が死んだといった。ドイツ軍はマリオンとアークを奪った。彼らは気づいていなかったが、ジョーンズはUボートの潜望鏡にしがみついていた。カタンガは嘘をついたのだった。

Belloq on fire.jpg

アークの火に焼かれるベロック

Uボートはゲヒムヘヴンに到着する。アークの蓋を開けるためだった。ディートリッヒはユダヤの儀式を行うことを不満に思ったが、ベロックはアークの中身を確かめるためにも蓋を開けるべきだと言った。儀式の服と杖が用意され、アークは祭壇に運び込まれた。マリオンを追ってきたジョーンズはすでに捕まっていた。ジョーンズとマリオンはアークから離れた場所に縛り付けられていた。ベロックは呪文を唱え、アークの蓋を開ける。両隣にはディートリッヒとトートが立った。アークの中には砂しか入っていなかった。ベロックが失望していたとき、アークから音が聞こえ、光が飛び出す。精霊がベロックの前に現れる。やがてそれは髑髏のような顔に変わった。ディートリッヒとトートの体は溶け去った。ベロックはアークからの炎に顔を焼かれ、頭部が爆発した。その炎がそこにいたドイツ兵全員の体を貫き、殺した。火柱が空に上がり、それが消えたときにアークに蓋が戻り、静まった。彼らは神を侮辱したために、怒りに触れ死んだのだった。そのなかでジョーンズとマリオンは生き残っていた。彼らはその出来事に一切目を閉ざし、何1つ見なかったために助かったのだった。

舞台裏 編集

レイダース/失われたアーク《聖櫃》でベロックを演じたのはポール・フリーマンである。脚本のローレンス・カスダンははじめ、名前を「エミール・ベロック」にしていたが、最終的には「エミール」はミドルネームになり、「ルネ・エミール・ベロック」になった。ベロックの砕ける頭部を描くのは当時の技術では難しかったが、二重露光の技術を使って表現された。

ベロックとインディアナ・ジョーンズが初めて出会った年代の設定は幾つかある。レイダース/失われたアーク《聖櫃》(小説版)ではソルボンヌ大学で会ったのが初めてとあるが、インディ・ジョーンズ アルティメット・ガイドでは1922年イラクで会ったとある。マックス・マッコイの小説、インディ・ジョーンズ 巨竜の復活では1933年の設定である。

参考 編集

登場作品 編集

脚注 編集

  1. カタカナ表記はアルティメット・ガイドに基づく。
  2. 2.0 2.1 インディ・ジョーンズ 巨竜の復活
  3. 3.0 3.1 レイダース/失われたアーク《聖櫃》(小説版)

外部リンク 編集

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